Latte 9cups



「ユノヒョン、今日も大好き。いつもありがとう。」

ユノヒョンの肩に呟いて顔を洗いに向かった

ユノヒョンが僕を避ける理由は思い当たる点が多すぎてとても聞けない
僕の過去は純粋なユノヒョンには受け入れられないと思う

本当はちゃんと話すべきなんだろうけどそのまま別れ話になってしまったら…
ダメだ
絶対に嫌だ
ユノヒョンの表情を読まないように
何も知らない、何も気づいていないフリをしよう

僕は何度も何度も顔を洗った




「ユノヒョン、美味しい。」

「良かった。あの…チャンミン、

「あ!僕、準備しに先に店に行きます!」

俯いたまま食べる僕に何か言いそうになったユノヒョンを遮って席を立った
今は待って…
まだ聞きたくない


営業時間になっても僕はユノヒョンへよそよそしい態度を取ってしまう
このままじゃ本当に別れ話を切り出されかねない

どうしよう…
ジェラートを混ぜながらグルグルグルグル負の方向へ考えがいってしまって余計に落ち込んでいく

「いらっしゃ…

ずっと穏やかに接客していたユノヒョンの声が止まった
顔をあげて店内を見るとロレンツォとライリーの姿

「チャオ!今日も食べに来たよ。」

僕も慌てて店に出る

「ユノヒョン、今日のオススメは?」

ニコニコとロレンツォが聞いてる

「チャンミンのジェラートはどれも美味しいから…
うーん。ちょっと待ってね。」

首を捻って考えてる…
僕のユノヒョンは本当に可愛い
なんだか泣きそう


「チャンミナ、変な顔。」

ライリーの方から聞こえたけどライリーの声じゃない
ライリーが後ろを振り返るとひょこっとボアヌナが顔を出した

「ボア!いらっしゃい!」
「ヌナ、いらっしゃいませ。」

「ん?ユノもなかなかの顔ね。何かあったの?」

さすがボアヌナには敵わない
へへ…と苦笑いすると

「私のせいかも…。」

ライリーがしょんぼり話した

「違うっ!ライリー違うから!!」

ユノヒョンが手を大きく振りながら前のめりに話す

「え?何?知り合い?じゃああなたも知り合い?」

「はい!僕はロレン…

「じゃ、あなたユノと代わって。チャンミナ、仕事にならないでしょ?この子とユノ連れていくわ!」

えぇ~?!
全員が何も言えないうちにボアヌナはユノヒョンとライリーを連れて店から出ていった

「チャンミン…あの強気なレディは誰?」

自己紹介すらさせてもらえなかったロレンツォにサロンを渡す

「そういうことでよろしく。」



何も教えなくてもロレンツォは完璧な接客をした
ジェラートの扱いも接客もさすがイタリア男だな

「あれ?おーい!チャンミナ!ボアとユノヤは?」

トゥギヒョンが遅れてやってきた

「おそらく閉店までには戻ってくると思います…」

僕もわからないんだ
こうとしか答えられない

「チャンミン……。この素敵な人は…どなた?」

ロレンツォが目を見開いている

「ユノヒョンの会社の社長、イトゥクさん。トゥギヒョンだよ。トゥギヒョン、僕の友達…ロレ…

「はっ、初めまして!ロレンツォです。」

ロレンツォが僕の言葉に被せて前に出てトゥギヒョンに握手を求めた

「ロレンツォくん?こんにちは。韓国語上手だね。」

「あ、あの。はい、ありがとうございます///」

ロレンツォ…?


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まだまだ暑い日が続きますね。
熱中症にお気をつけください。

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