空からの贈りもの 7

2019.06.30 12:00|空からの贈りもの (完)


ユノが俺の元に降ってきてから1年が過ぎた
ユノの成長スピードは地上と同じようで空から降ってきた時から10㎝ほど大きくなったもののまだまだ小さい


俺たちは毎日毎日一緒にいた
たまにキュヒョンが遊びに来てはユノにぬいぐるみやお菓子を与え、ユノもキュヒョンが大好きで何度か家にも遊びに行かせてもらった


梅雨の時期は雨の音を聞きながらのんびり二度寝したり、夏の雨にはわざと打たれたり…
海水浴に行った時は2人して真っ赤に日焼けしてキュヒョンに笑われた


秋になると落ち葉を踏みしめて散歩し、日に日に長く伸びる影に冬の訪れを感じた

初雪の日、ユノは目をキラキラ輝かせて空に向かって口を開けるもんだから、さすがにそれは止めさせた


そして各季節の星空をユノと眺めた


「ちゃんみん!」

俺のとなりにはいつも星よりキラキラと輝く笑顔のユノがいた

元々空は好きだったがこんなにも季節の移り変わりの美しさを感じ、自然とつながり、自分が生きていることを実感したのは初めてだった
ユノよりも遥かに俺の方が大切なことを教えてもらっている


ユノは変わらず朝起きると俺にハグを求め、俺の仕事中はずっと俺の膝に座っていた

「ユノ、この仕事が全部終わったら四つ葉のクローバーを探しに少し遠い公園に遊びに行こうか。」

「はいっ!」

顔中で楽しみ!と言っているような笑顔だ

「もう白詰草がたくさん咲いているだろうな。楽しみだな!」

「たのしみっ!!」


ここ最近の俺は仕事に追われていた
忙しいのはありがたいが、俺にはユノとの散歩の時間が何より大事でここ数日間はユノが寝たあとも仕事をすることがあった

これが終われば少し余裕を持って仕事を引き受けよう
白詰草で花冠作りたいな
ユノに被せたら可愛いだろうな…
作り方調べておくか

俺は自分の体に限界がきていることにも気づかずユノとの予定を楽しみにがむしゃらに仕事をこなしていた



ある朝起きるとクラクラと立ちくらみがした
あれ?ヤバい?


「ちゃんみん!!!」

遠くでユノの声がする
俺を呼んでる
あぁユノ泣かないで
俺は大丈夫…
大丈夫だよ…


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Everyday 思い出の日々 2

2019.06.30 00:00|Everyday 思い出の日々 (完)

ユノside


「シム、おはよう!」

「あ、おはようございます!昨日はありがとうございました!俺から誘ったのに奢ってもらってすみません。ご馳走さまでした。」

「あのラーメン屋うまかったな!また行こうな!」

「はいっ。」

「でさ、あのとき…
「ユノヒョンおはようございます!」
「ユノオッパおはようございます!」

「あー…おはよう!」

「じゃ、お先失礼しますね。」

聞けなかった
俺の周りに人が集まるとシムはサッと行ってしまった

う~ん…
昨日も別に特に話はなかったんだろうか…





チャンミンside



チョン先輩の方から声かけてもらえるなんてアプローチの効果が出ている?!
またご飯誘っていいってことだよな…

俺はニヤける顔をごまかすように顔をパンっと叩きエレベーターに乗った


「おはよっ!」

「おぉ、キュヒョナ。おはよう!」

キュヒョンと俺は同じ大学じゃないものの大学時代に友達を介して知り合っていて、就職先で再会してからはすっかり気の合う親友だ

「明日の夜って空いてる?」

「明日?はどうだったかな…」

「頼みがあるんだけど…」

「合コンなら無理だぞ。」

「そこを何とかっ!先輩に絶対お前を連れてこいって言われてるんだよ!」

「は?なんで俺?嫌だよ。」

「お前、その素晴らしい外見を無駄にするなよ~!大学時代を思い出せ!」

「俺の素晴らしさは外見じゃない。」

「うわぁ…。そう言い切ってしまう内面が怖い!じゃなくて!マジで!今回だけでいいからお願い!!」

「本っっ当に興味ないんだけど。」

「俺、昨日引いたガチャでレアが出てさ…こいつ」

スマホを見せてくるキュヒョン


「手を打とうじゃないか!キュヒョンくん。」

手を差し出すと、俺の手を握り返し

「俺もうこいつゲットできないんだろうな…」

とキュヒョンは呟いた


次の日の夜、仕事終わりにスーツのまま合コン場所であるイタリアンへ向かった
10人程が座れる奥の個室に通される

「キュヒョン、俺座って飲み食いするだけでいいんだよな?」

「おう、今日は飲み放題だしお前はただ座って飲み食いしててくれ。」

「了解。」

赤ワインの入ったデカンタを自分の目の前に置き俺は手酌でただ飲み食いを続けた
もちろん話しかけられたら答えるけど、こちらからは話しかけない
本当に女性には興味が沸かなくなってしまった
というかチョン・ユンホにしか興味がない
チョン先輩は今ごろ何してるんだろう


適当に場を過ごしつつ途中トイレに立つと、そこには顔を赤くしたチョン先輩がいた



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空からの贈りもの 6

2019.06.29 12:00|空からの贈りもの (完)


「ユノ~!今から仕事するからちょっとテレビ見るなりして過ごしてて?」

「はいっ!」

リビングのテレビをつけ俺は書斎で黙々と仕事を始めた


ん?何か視線を感じる…
ドアの方に目を向けるとユノが少しだけ顔を出しこっちを覗いていた
まだ10分も経っていない


「あれ?テレビ面白くなかった?」

ぶんぶんと首を横に振る

「…ちゃんみんといる。」

「あー、俺といても楽しくないよ?」

「ちゃんみんといる…」


こんな可愛いうるうるした目で見つめられて誰が断れるのか…

「いいよ、おいで。」

ユノは喜んで俺の膝に登ってきた

「え?ここに座るの?」

「はいっ!」

んー、まぁ邪魔じゃないけど…

「んじゃ、これかけて。」

ユノにブルーライトカットのメガネをつけさせた


そのままキーボードを叩くと自然とユノの頭の上に俺のアゴが乗る
ジャストフィット!

「ユノ、俺がこうしてて重くない?」

「おもくない!!」

俺はユノにアゴを乗せて包み込むようにユノを抱き仕事をした

驚くことに今までで一番の作業スピードだった

「ユノ、退屈じゃない?」

「ちゃんみん、ふしぎなもじぱちぱちたのしい!」

「はは、それなら良かった!」



あっという間に今日の仕事は終わった

「なんかユノのおかげで仕事がはかどったよ!ありがとうな。」

ユノの頭をくしゃくしゃと撫でると気持ち良さそうに笑う

はぁ~可愛いなこのやろう!


「ユノ、晩ごはんの前に散歩でも行こうか!」

「はいっ!」


夕焼けが綺麗な川沿いをユノと手を繋いで歩く

「ユノ~、あの太陽はここではもうバイバイだけど、また別の人に新しい朝を届けにいくんだよ。ずっと誰かを照らしていてスゴいよね。」

「たいようすごい。」

「そう、太陽はスゴい!風も雲も月も星もすべてに意味がある。だから俺は空を眺めるのが好きなんだ。」

「んふふ、ちゃんみんそらがすき!」

嬉しそうに笑うユノに心から癒される

「さ、お腹すいたしそろそろ帰ろうか。」

「はいっ!」



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Everyday 思い出の日々 1

2019.06.29 00:00|Everyday 思い出の日々 (完)

チャンミンside



入社して3年目の春、俺はある決心をしていた

社会人になって丸2年を過ごし、仕事もようやく一通りこなせるようになり生活リズムもしっかりとしたルーティーンが出来上がった


一目惚れってほんとにあるんだな…

そんなことを思ったのが入社してすぐの春
部署一、いや社内一の人気者チョン・ユンホを一目見て堕ちた

この春俺は彼にアプローチをする!


といっても俺はゲイじゃない
大学の頃はそれなりに彼女も何人かいて、それなりに楽しく過ごした
それが就職した会社で太陽のように輝き、人を惹き付ける2歳上の先輩チョン・ユンホに出会ってからはどんなに綺麗な女性にアプローチされても恋愛する気にならず、ひたすら仕事を頑張り、ただカッコいいチョン・ユンホを日々こっそり眺めていた


それから2年経っても相変わらず女に興味も沸かずチョン・ユンホを眺める日々
この気持ちが憧憬なのか恋心なのかハッキリさせるためにも思いきってチョン・ユンホに近づいてみることに決めた


会社内でチョン先輩に群がる人と一線を置くためにまず会社では過度に接触するのはやめよう
今まで通り仕事だけの繋がりに徹して、狙うのは出勤前か仕事帰り
人気者のチョン先輩が一人で帰るときが狙い目だな


「チョン先輩、お疲れ様です!」

「おっ!シム、お疲れ~。」

「あの…」

「ん?」

「今日これから一緒にご飯行きませんか?」

「おぉ、いいよ~。ちょうど何食おうか迷ってたんだ。」

「ありがとうございます!」

「シムと飯行くのは初めてだな~。」

「そうですね。」

アプローチと言っても一目惚れしただけで2年間は眺めてるだけだった
先輩の好きな食べ物すら知らない


「あの…先輩、好きな食べ物なんですか?」

「好きな食べ物?んー、なんだろうな…シムは?」

「俺はラーメンが好きです。」

「お、いいね!ラーメン行くか!」

「はいっ!じゃあ俺のオススメのお店に行きましょう!」


意気込んで来たものの…
俺はなんでラーメンが好きって言ってしまったんだろう…
いや、めっちゃ好きなんだけども


男同士でラーメン屋なんて滞在時間20分もないじゃないか…(涙)

「うまかったな~!じゃ、また明日な!」

「はい…お疲れ様です…」

初めてのご飯は一瞬で終わった





ユノside


部署で静かな人気者、シム・チャンミン
抜群のスタイルに綺麗な顔立ち
"ビューラーいらずな睫毛でうらやましい!"と女性社員がうっとりと話していたのを聞いたことがある


仕事熱心で職場では仕事以外の話をしない
飲み会ではいつも隅っこに座り、自分からは交流を持たない
かと言って無愛想ということでもなく話しかけられるとにこやかに返事はしている


そんなシムから突然飯に誘われて驚いた
2人で飯なんて初めてだな

シムの好きなラーメン屋のラーメンを食べて早々に解散したけど、帰り際なんか元気なかったような?

もしかして何か相談でもあったんだろうか…
ちゃんと聞いてやれば良かったな



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Everyday思い出の日々編スタートです。
よろしくお願い致します!

空からの贈りもの 5

2019.06.28 12:00|空からの贈りもの (完)


翌朝、顔中を鳥に啄まれてる夢を見て目が覚めた
ちゅっ ちゅっ ちゅっ
顔に何かがくっついては離れてる

ん?なんだ?
パチッと目を覚ますと目の前にはニコニコ顔の子ども

「ちゃんみん!おはよぉ!」

「うわぁっ!」

ガバッと起き上がるとベッドにコロコロと転がってキャッキャと笑っている

えーっと…
そうだ俺は昨日山で子どもを拾って帰ってきたんだ
名前は確か…

「…ユノ。」

「はいっ!」

「ははっ!いい返事だな。」

「はいっ!」

「おはよう。」

「おはよぉごじゃいますっ!」

笑顔で挨拶すると思いっきり口にチュウしてきた

うぉっ!!?
危うく突き飛ばすところだった
そっとユノの肩を掴み遠ざける


「ユノ?何してるの?」

「たいせつなひとにするごあいさつ。」

大切な人にするご挨拶…
ほほぉ、空では口にチュウがご挨拶なのか

「ユノ、こっちではその挨拶はしないんだよ?」

そう言うとすごく悲しい顔で俯いた
う~ん、なんだか罪悪感感じるけど誰にでもされると困るしな…


「じゃあ…ちゃんみんとどうやってごあいさつするの?」

今にも泣きそうだ
ハグならいいかな…

俺は両腕を広げた

「ユノ、おいで?ぎゅーっとしよう。」

両目をきゅっきゅっと手で拭くとユノは俺の胸に飛び込んできた

「ちゃんみん。」

「ユノ、これが大切な人にする挨拶な。」

「うんっ。」


俺の仕事はフリーのプログラマー、基本在宅ワークだ
もしかして空の民は俺の仕事もわかっててユノを預けたのか?
返事を求めるかのように空を眺めた
ただただ気持ちのいい綺麗な青空が広がっている


昨晩クリームやおにぎりを食べたユノは元気そうだし地上の食べ物はクリアかな…

「ユノ、朝飯食べたら服と靴買いに行こうか。」

「はいっ!」





服、靴、パンツ、靴下あとは…

俺のTシャツ1枚を着ているユノは目立つ
カートに乗せてササッと買い物を済ませた

車の中で買ってきた服を着せるとユノは嬉しそうにくるっと一回まわった

「ちゃんみん、ありがとう!」

ニコニコと嬉しそうに服の匂いを嗅いだ瞬間、泣きそうな顔

「え?どうした?」

「いいにおいしない…」

「あぁ、そりゃ新しい服だからな。明日洗濯したら俺の服と同じ匂いになるよ!」

「せんたく…」

「明日一緒にしようか。」

「はいっ!」

「お前ほんといい返事だな。」

「ゆのだもん!」

「あー、はいはい。ユノ。」


ユノに俺の服の裾を握らせて今度は食料品を買う

「ユノ、何食べたい?」

「くりむ!」

「あー、それはデザートだな。ご飯食べたあとな。」

「はいっ!」

「ふはは、いい返事。あっ、昼はうどん食べるか?」

「うどん…うどんたべる。」

俺は1週間分の食料を買い込んだ



「あれ?チャンミナ?」


「お!キュヒョナ!」

「えっ…お前の子…ではないよな?」

「当たり前だろ!」

「どうしたの?その子」

ユノは完全に俺の後ろに隠れた

「あー…、親戚の子。ちょっと訳あって預かってるんだ。」

「へぇ、お前に子育てできんの?」

「ちゃんみんっ!!!」

「え?」

「おまえじゃなくてちゃんみんだもん。」

「わはは!賢いなぁ!そうだな。ごめんな。チャンミンだな!」

キュヒョンはしゃがんで俺の後ろから顔だけ覗かせたユノの頭を撫でた

「名前は?」

「…ゆの」

「ユノか、俺はキュヒョン、キュヒョニヒョンだよ。よろしくね!」

「きゅよによん。」

「うん、舌噛みそうだな。キュヒョンでいいぞ!」

「きゅひょん!」

にぱっと笑うユノ

「…チャンミン。超可愛いんだけど?」

「わかる。」

俺は心のなかで激しく頷いた


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Everyday 2人の日々 23 完

2019.06.28 00:00|Everyday (完)
チャンミンside


「ユノヒョーン♡おかえりなさいっ!!」

「おぉ、ミノヤ!来てたんだな♪今日も泊まってくか?」

「うん、泊まっ…

「帰れぇっっ!!」

「あ、チャンミンいたの?ちょっと今ユノヒョンと話してるから!」

「いたの?ってお前、俺にくっついて帰ってきたんだろうがっ!!」

「まぁまぁ、チャンミナ。怒らないで?」




何故こうなっているのかと言うと…

ミノがユノに懐いたからだ(涙)



俺の弟的な存在のミノはソウルに異動してきた初日、俺とユノの出社風景を見た時から恋人同士だと気づいていたらしい


"何年チャンミン見てきたと思ってんの?顔に出てるよ?《チョン・ユンホが大好き》って。ま、気づくのは俺くらいだろうけど。"


さらっと本当にさらーっと言われて本当に驚いた
ユノにそのことを伝えると一度家に呼んだら?と言われ、招いてしまったことがすべての始まり…


元々根っこの部分が同じカテゴリ(情熱)に入るユノ&ミノは見事に意気投合
今では週1で泊まりに来て夜通し仕事だの社会だのを熱く語り明かしている


「ユノっ!ミノにヤキモチ妬いちゃうでしょ?今日は帰ってもらお?」

小声で言うと

「こんなに可愛いミノにヤキモチなんて妬かないよ!」

と笑顔でリビングに入っていく


ヤキモチ妬いてるのは俺なんだよぉ~っっう!!!

スーパーサイヤ人になれそうなくらい憤慨しているこの気持ちはどこへぶつければ!

キッとミノを睨んでやると

「ユノヒョ~ン、チャンミンが怖いよぉ…」

マイノめぇ~っ!!!

「ミノヤ、チャンミニヒョンだろ?」

「はい。」

ユノぉ~!!!!♪



そしてこんな状況をもちろんあの2人が黙って見ているはずもなく…


ピンポーン


…やっぱり来た


「早く開けろよ~!!」
「お待たせ~!」


待ってねぇよ…

ユノと俺の愛の巣はドンヘヒョン、キュヒョン、ミノの溜まり場になった…(涙)




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ご訪問ありがとうございます!
2人の日々編終了です^^
ありがとうございました!
明日からはチャンミンがどうやってユノを口説き落としたのか…
2人の過去編になります(*・J・)♡(* ∵)
引き続き読んでいただけると嬉しいです!

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空からの贈りもの 4

2019.06.27 12:00|空からの贈りもの (完)


なんとか風呂が終わって、服を着る
ユノには俺のTシャツを着せる
首周りと裾を小さく結びサイズ調節…
別に特段子どもが好きだと思ったことはないが…

可愛い

はぁ…空の民の思う壺な気がする…


俺がまじまじと見ているとユノは不思議そうに首をかしげて、トテテとリビングまで歩き買ってきたコンビニの袋を覗いている

「食べようか!」

「はいっ!」

ユノの前にはショートケーキ、おにぎり、オレンジジュースを並べた

「ユノ、これ何かわかる?」

「これはいちご!これはごはん!」

「これとこれは知ってる?」

「んー???」

「あー、ごめんごめん。首取れるから!」

「とれないよっ!」

ケーキとジュースはわからないってことは自然の食べ物だけあるのかな…
ケーキを食べさせていいものか…

「あの…」

「ん?」

すっげぇキラキラした目で見てる

「これ、たべていい?」

「あぁ、とりあえずいちご食べてみるか!」

俺はユノにいちごを食べさせた

「はい、あーん。」

「あぁ~ん。」

パク!

「んん~♡」

両頬を押さえとろけるような笑顔をしている

きゅん♡

いやいや、きゅん♡じゃねぇ!
結婚相手もいないのに父性出してる場合か!

「もっと!」

「あぁ、はいはい。」

もうひとついちごをあげる

「ちがうっ!このもくもくのほうたべる!」

「クリーム?」

「くりむ?」

大丈夫かな…
腹壊したら困るんだけど…
スプーンの先に少しだけすくってあげる

「あむ。んん~♡おいしいねぇ♡」

いっぱいあげるのは怖いし少し様子を見るか…


「ユノ、次はおにぎり食べてね!」

「はいっ!」


手におにぎりを渡すと握り潰さんばかりの持ち方で不器用に食べた

「うまいか?」

「しゅっぱい…」

「あ、梅干し…食べられる?」


「うん…」

少ししょんぼりしてるな
酸っぱいのダメなんだな

「こっち食べな。」

俺は一口食べてた鮭のおにぎりを渡した。

「ありがとう!えーっと…」

「あぁ、そういや名乗ってなかったな。俺はシム・チャンミン。チャンミニヒョンだよ。」

「ちゃんみによん。」

「呼びにくそうだな。チャンミンでいいよ!」

「ちゃんみん!」

ニコニコと俺を呼ぶユノの可愛いこと!
いやいや、だから!
可愛がってる場合か!


「お前いつまで地上にいるんだろうな…」

「ゆのだもん…」

そう言いながらおにぎり片手にこっくりこっくり舟を漕いでる

ふふ、眠いんだな

俺はユノからおにぎりを取ってそっと俺のベッドに寝かせた


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ご訪問ありがとうございます^^

更新後すぐに読んでくださる皆様、ご丁寧にポチっと押してくださる皆様、そしてこんな下手な話を読んでくださる皆々様、本当にありがとうございます!
ちびユノ楽しんで頂けていると嬉しいです♪

Everyday 2人の日々 22おまけ(´・J・)?(∵*)

2019.06.27 00:30|Everyday (完)

pillow talk… ♡



なぁ、チャンミン…


ん?なに?


なんであの時あんなに怒ったの…?
いや、俺が悪いのはわかってるんだけどさ。
あんなに怒ったチャンミン初めてだったから…


あー、怖かった?
怒ってごめんね?
原因は俺も今気づいたんだけどね…


今?


うん、今。
もちろん今までも嫉妬はしてきたけど、それが原因でユノを抱きしめない日はないし毎日キスしたい。


うん…///


あんなに怒ったのは…


うん。


欲求不満だったからです!


は?


いやぁ、今!本当に今、気づきました!
最近全然セックスしてなかったから知らず知らずのうちにイライラしてたのかも?
人間溜まりすぎると爆発するんですね!
いやぁ、自分でもビックリ。
今とっても満たされてます。


………


ユノ?


こんな奴に俺泣かされたの?


泣かせてごめんね


でも…


ん?


…俺が誘ってもシてくれなかったじゃん。
忙しくても触りっこくらいできただろ…


ユノぉ~っ!!!!
今すぐもう一回ダメ?!
しつこくしないから!


ダメ。もう3回もシただろ!


う~。触りっこなんてしたらあの時の俺は絶対最後まで止められないと思ったんでキスだけで我慢してたんです。
この行為はユノの負担が大きいでしょ?


そっか…だからシてくれなかったのか。
俺を気遣ってくれてたんだな…
チャンミンありがとう


っ!
ユノぉ~!お願いっ!!あといっか…


無理!満たされてるんだろ?
もう眠い…
寝よ?おやすみのチューして?


ユノっ!!本当にあといっ…


しつこい。チュッ
おやすみ~


うぅ…おやすみなさぃ



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いつもご訪問ありがとうございます^^
22話は0時に更新されています。
そちらもよろしくお願い致します。
明日で2人の日々編は終了です。

Everyday 2人の日々 22

2019.06.27 00:00|Everyday (完)
*R18


チャンミンside



完全に復活してるユノのソコを優しく揉んで洗い、そのまま後ろの方まで指を滑らせていく

「んっ、ふぅ…はぁん…」

両手で自分の口を押さえてるユノは真っ赤な顔で鏡を見てる

恥じらいながらも感じてるユノのエロさは何にも言い表せない
あ、言えるならこれか


ヤバい


俺のソコももう臨戦態勢
左手でユノのソコを握り、右手は双果を手のひらに感じながら指はキュッと閉じた後ろへ

「んんっ!!」

泡の滑りであっという間に指1本入った
ゆっくり指を回し、ユノがビクッと動くところで擦るように指を動かす


「あっ!んっ、チャンミン…こ、声…出ちゃうからぁ…」

「ダメだよ、我慢して。」

「んっ、でもチャンミンがぁ…んぅ」

涙目で鏡越しに俺を見るユノのヤバさ


ユノが座ってた椅子を抜き、俺のギンギンになったソコをユノの後ろに当てる

「んぅっ。ふぅ…ん。」

ユノは自分から四つん這いになり軽く尻をおれの方に付き出すような姿勢を取る

「欲しいよね?」

コクコクと上下に首を振る

「じゃあ声出しちゃダメだよ。」

俺の言うことを聞き、口を閉じて尻をあげてくるユノのナカにゆっくりと挿入る

「はぁっ!んぅうっ…」

「声出ちゃうね。」

片手でユノの口を優しく塞ぐ


「んっ、んっ。」

「あぁ、ユノのナカ最高に気持ちいい…」

「んっ、俺もっ…はぁ、きもちぃ。」

俺の手や指を甘噛みしたり舐め回すユノは本当にヤバい…
激しく腰を振りたいがユノの膝が痛くなりそうだな

「ユノ、立って。」


ユノを立たせて壁に手をつかせる

「んっ、あぁっ!」

ぐぐっとユノの奥まで挿入ったことがわかる

「チャンミンっ、奥ヤバいよぉ…」

「うっ、ユノ。煽らないで!」


俺はパンッパンッと音が鳴るくらい激しく腰を打ち付ける

「あぁっ、はげしっ…んぅ、声出ちゃっ…ぁう…」

「…ユノ、こっち向いて?」

ユノの小さな口を俺の口で塞ぐように激しくキスをする

「…これで声出ないでしょ?」

「んぅ…チャンミン…もっとキス…」


必死にキスをねだるユノに俺の腰は止まらない


「んん~っ。あぁ、チャンミィン…俺もうダメ…」

「あっ。はぁ…ちゅっ。ユノ、イきそう?」


激しく腰を振りながらユノの前を擦る

「あぁ!チャンミ…イきそぉ…イくっ!」


頭の中が痺れるような、何もかも吹っ飛ぶような快感の中、ユノがイった瞬間、俺もユノから抜け出しユノの尻に向かって射精した




ユノside


ちゃぷん…

チャンミンに包まれるように湯船につかる
心も身体も満たされて気持ちがいい

チャンミンはずっとちゅっちゅっと俺のうなじにキスしてる


「ユノ~。ちゅっ」

「ん?んふ、くすぐったいよ。」

「ベッドでもう一回させてくれる?」

今度は耳を舐められる

「んんっ…やっ。」

「やなの?」

ぺちゃぺちゃと音がするように舐められてビクビクしてしまう

「あっ、ちがっ、んぅ~。」

俺はくるっと反転してチャンミンの方を向いた

「俺も舐める!」

「あはは!どこでもどうぞ?」

チャンミンは目を閉じて俺に顔を差し出してきた

なんてキレイな顔なんだろう…
俺は指でチャンミンのおでこから眉、鼻、頬、顎となぞり最後に睫毛を親指でなぞった

「ふふ…舐めるんじゃないの?」

目を閉じたまま優しく笑うチャンミンが愛しくてたまらない

「舐めない。」

「そうなの?」

チラッと片目を開けたチャンミンに勢いよくキスをした

「んっ、ユノ。はぁ、もうベッド行く?」

ちゅっ。ちゅぷ…

「行く…。」

「抱っこ?」

「うん。」

久々のゆっくりとした時間、俺たちはベッドでもまた愛し合った



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本文につけると長くなりすぎて1話にしちゃうと短すぎるので30分後に22話のおまけのpillow talk更新します^^

いつもご訪問ありがとうございます♪

空からの贈りもの 3

2019.06.26 12:00|空からの贈りもの (完)


「ユノ、ここが俺のうちな。とりあえず風呂入るか!」

「ふろ?」

「あ、空には風呂ないのか?身体とか髪洗わないの?」

「あらわないよ!」

「空の民は臭くなったり汚れたりしないのか…空気が綺麗なのかな。」

「???」

また首が取れそうなくらい傾げている
俺はしゃがんでユノと目線を合わせ

「俺は今から風呂に入って髪と身体を洗うんだけど、ユノはどうする?」

「ゆのもはいる!」

これも地上での経験になるだろう
俺はお湯を張りユノを風呂に入れた



が、なんだこの状態…

2人して裸になったはいいが、湯船のお湯を見るなり、ユノはコアラ状態で俺に抱きついて離れない

「ユノ~、ちょっと離れてくれないと何もできないんだけど。」

「……」

ガッチリ抱きついたまま何も話さない
これは相当怖いんだな…
いつもは身体を洗ってからじゃないと湯船には入らない派なんだけど、今日は仕方がない
シャワーよりゆっくりお湯に浸かる方がびっくりさせない気がして俺はユノを抱えたまま湯船に入った

俺が湯に沈むとユノは焦りながら必死で俺によじ登り肩の上に座り、頭にしがみついてお湯に足がつかないようにしてる

っておいっ!
俺の頬に当たってる物体は…

俺はベリッと力任せにユノをはがした

「うわぁん!こわいー!!」

風呂場に入って初めて声を出したユノ

「ユノ、大丈夫!怖くない。
ぬくぬくで気持ちいいんだぞ?」

俺はユノを優しく抱き締めてそっと足からお湯に沈めた

ぐぅっと全身に力を入れていたユノもお湯に足が浸かった途端、力を抜いた

「ふぅ~。な?大丈夫だろ?」

「うん…」

「これがお風呂な。」

「おふろ。」

「汚れた身体や頭を洗うんだよ。」

「おふろであらう!」

「そ!じゃ、俺が頭洗うからそこから見てて。」

「はいっ!」

俺は湯船から出て、髪を洗う
シャンプーを始めるとユノは嬉しそうに

「もくもくだっ!」

っと飛び上がり

どぽん…

滑って沈んだ

おいおい…
俺は泡だらけのままユノを慌てて引き上げる…

「ぷはぁっ!げほっげほっ!」

「大丈夫か?」

「はないたい…げほっ」

「だろうな!お風呂で暴れるとこうなるんだぞ?気を付けろよ?」

「あぃ…」

俺の後ろにちょこんと立ってしょんぼりしてる
俺は急いで自分を洗い終わり
ユノを俺の前に立たせた

「ほら、ユノも洗うぞ!目ぇつぶれ~!」

「あぅ。」

俺は遠慮なく頭からシャワーをかけた
これからしばらくは地上で生活するんだ
水が怖いと困る

「ユノ、目開けて前見てみ?」

「あっ!もくもく~♡」

嬉しそうな顔をしたかと思うと、頭の上の泡をすくって舐めた

「あっ!」
「うぇ~…まじゅい…」

「これは頭を洗う石鹸なんだから食べられないんだよ!ほら、ぶくぶくして!」

ユノは涙目で口をゆすいでる
これは前途多難だな…


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